TAKE-SUKUNEのすべて |
怒りが腹の底から出てくるよ…こんな怒りはかつてない…
悲しみの海のようにわきあがったよ
これは闇の闇だね。お腹の奥底にかかえていたものだね…
誰が私を導いているの?本当はわかっていたよ…
ここ数日、きつかったよ…死の匂いに触れたよ
簡単じゃなかった…
でもひとりじゃなかった
仲間がいた…子どもたちの笑顔も…そして
魂の片割れも片時も離れずいっしょだった
でもよくわかったよ。戦士たちはもうずっと昔に
戦いをやめたんだね。孤高の中で
静かに引き受けた強き魂に触れたよ…
王の中の王だと思った…あなたのもとで私たちはほんとうに平和に豊かに暮らせた。
イワクラで祈った 東の真珠王国だった
女性たちも子どもたちも、薬草の知恵を守って
歌をうたって
それはそれは幸福だった…
いつも幸せだった…
古代はいま、最も青く輝いている
あなたは力を霊性に変えて、私たちの中で王として、父として生き続けた…
時にきびしく教え諌め、永遠の命をつないで
九州は古代は青いオリエントだった…
ブルードラゴンの国だった…
王たちは兄弟のように連合国家をつくり、共存した
女神たちの神託を何より大切に尊重しながら
それぞれの固有の叡智を伝え育みながら
海と山と風と…谷と岩、水に抱かれながら…
ときにたたかいもあった…でも平和だった
そしていつしか、人々は争うようになった…
九州の王は阿毎の王だった…海神族の王だった
9人の息子、娘たち…
それぞれが守っていた
海を 陸を 水路を 山を
偉大なるイワイもそのひとり…
彼がたくさん教えてくれた
豊前には最も古い千年王朝があったそう…
シャーマン王朝だった
そしてひとつの結論に達した
筑紫連合国家と豊前王朝
を大きくたばねている覇者、
それがTAKE-SUKUNEだった…
これは私だけが感じていること、それでいい
歴史は書き換えられた
それは人智を越えていろいろな意味を秘めている
ときに異なる血族の中で
学びなおした
戦いを経験した
憎しみにまみれたこともあった
自分を忘れた
神を忘れた
魂をパワーを明け渡した
でもすべてを統合した…
許した
愛した…
いまこのときに
パンドラの箱が開くように
私の父はいつの時代も海王であり、海神族の王だった
ときに木の神でもあり、
知恵の神であり、
荒ぶる神であり…
シャンバラマスターであり…
太陽と月のロゴスであり
地球の核であり 愛であり
suk=セキだ
脱解だ
タケルだ
イソタケルだ
豊玉姫の父だ
龍王だ
青龍だ
東の守護神
わたつみの王だ
シュメールの王だ
アガルタの海底王国
龍宮だ
しずんだムー
レムリアの王
シリウスの叡智
プレアデスの光
宇宙と金星の織りなす
完璧な仕組みの中に
本物の母へと
本物の父へと
誘われ、抱かれるとき
故郷の愛へと還るとき
藤原美弥子