その44/昨日から今日届いた光のメッセージレター |
藤原さんおはようございます!
私達は、昨日5月5日夕方に京田辺に戻ってきました。
3日の朝に夫がキャンプ場に電話し、2~3件は断られましたが、
天川村の栃尾とちおのキャンプ場「空いてますよ。でも雨ですが…。」との
返答に夫と娘は躊躇なく「今日から2泊3日で予約お願いします♪」と。
○ちゃんがサッカーに行っている間に大急ぎで準備し、お昼過ぎに出発しました。
京田辺~奈良市街はお天気です。
順調に車を走らせます…葛城山の辺り、山頂をもくもくの白雲が覆っています。
前方、向かって右側は晴れた空が広がり、左は暗雲が遠くに見えます。
どうも私たちは「暗雲」方面に向かっているようです…。私だけちょっと緊張(笑)
世界遺産 吉野山、大峰寺山の標識。
吉野川が流れています。吉野…桜の名所。
散ったばかりか、小さな若葉が黄緑とピンクの混じり合った美しい色あいを
見せてくれています。
五條市に入り長い長いトンネルを抜け天川村に入りました。
キャンプ場へのルートを進みます。
「天の川」に沿っての山道…途中崖崩れの修復をしています。
むき出しになった山肌、大木が根こそぎ倒れ痛々しい山の姿。
ハートがギューッと締め付けられました。
深い山奥に似つかわしくない黒いダンプカーが何台も。
昨年の台風で年末まで通行止めだったそうです。
キャンプ場の方も「天気予報では曇りなんだけど…」と。
テント脇下には川の流れがすぐそばにみえます。
雨の中、急いでテントを張り、今日はこの山と川を感じ入る夜となりそうです。
夜中も雨と川の激しい音で「逃げたい」「流されてしまう」…昔々の記憶なのか
不安が襲いました。でも、帰ってはいけない。みなと一緒。私にできることを。
浅い眠りの中でした。
翌朝、5月4日。
今日は、○○○の13歳の誕生日。
昨年は伊勢神宮へ。今年はこの大峯山天川村。
まずは、「天河大辨財天社」(てんかわだいべんざいてんしゃ)へ。
●市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)
※市杵島姫命は辨財天様としても
信仰されております。
●熊野坐大神
●吉野坐大神
●南朝四代天皇の御霊
●神代天之御中主神より
百柱の神
日本三大弁財天の筆頭・大峯本宮とされる。http://www.tenkawa-jinja.or.jp/
こちらは、静かでたおやかな空気が流れていました。
八大龍王堂は背中がゾクゾクするほどのパワーを感じました。
・・・今から1300年の昔、大峯山の開祖、役行者によって草創された名刹で、
全国修行道の根本道場として信者、登山者の必ず訪れる真言宗醍醐派大本山。
境内、竜の口より湧き出る清水をたたえた大峯山中第一の水行場があり、
寺内の不動尊は、近畿三十六不動尊第三十一番の礼所。~天川村パンフレットより~
こちらでは、子どもたちも一緒に龍神祝詞を唱えました。
心より役行者さん、空海さんへ感謝を送りました。
大峯山を仰ぎ、今ここにいる奇跡を感じて。
今回の旅は、下調べも何もしないままに…来てしまいました。
大峯山(山上ヶ岳)は女人結界門が張られていることなど…
ひとみちゃんが登ることになった「弥山」もこの地にもありました。
今日(6日)になってわかってきたことも多々あります。
話は戻って…雨で体も濡れたので、近くの「洞川温泉」(どろかわおんせん)へ。
冷えた体を温かく癒してくれました。
今日は、○○○の誕生日なのでキャンプ場にもどってささやかにお祝いしました。なぜだか「最後の晩餐」という言葉が浮かびました。
夜中に目が覚め、外に出ると雨はやみ…
星、月が出ていました。
昨日とは違う風景を見ているようでした。
空気は冷たく寒さがしみます。
夫はたき火をしながら一人でいました。
5月5日。川のせせらぎの音は変わらず響いています。
お日様が山々を照らし輝いています。
前日までとは打って変わって暑くなりそうです。
今日は、京田辺に帰る途中に「石上神宮」へ伺う予定です。
テントを撤収し、もと来た道を戻ります。
途中、行きに気になった「丹生川上神社下社」(にうかみかわじんじゃ)へ。
こちらの主宰神は闇靇神(くらおかみのかみ)。いざなぎ、いざなみ二尊の御子神。
御創建
天武天皇白鳳四年(六七六)「人声聞えざる深山に宮柱を立て祭祀せば、天下のために甘雨を降らし霖雨を止めむ」との御神誨に因り創建された古社である。
帰ってから調べたら、丹生川上神社中社(罔象女神)、丹生川上神社上社(高靇神、配祀 大山積神 大雷神)が吉野郡にあることがわかりました。
すべての水を司る宗社。高千穂より神々がやってきた!との看板もありました。
そうして、目指すは石上神社。
途中…飛鳥の古墳、古の都跡を通り車を走らせます。
胸に去来するものも…。
ふと前の車のナンバー:湘南 55-66が先導してくれるかのよう。
湘南…江の島弁財天が頭に浮かびます。
と、前方右前に黒い大きな鳥居が!
三輪山 大神神社です。
行きはこの道は通らずに行きました。
こちらの御山にも近いうちに登らせていただこうとキャンプ中も話しました。
改めて出直しますと心の中でお伝えしました。
さて、「石上神宮」は鳥居をくぐるとすぐ脇に「鏡池」がありました。
いろいろな種類の鶏が放し飼いされています。
御祭神
布都御魂大神 布留御魂大神 布都斯魂大神
配祀 宇麻志麻治命 五十瓊敷命 白河天皇 市川臣命
こちらでのお参りの時に、ちぃが悪ふざけして。
私は思わず怒りが噴出しました。
神様の前で…こう思う自分にも分離が見られて…
しばらく内側を見つめます。そうしているとどこからともなく
「コケコッコ~。コッコッコッ…」
リアルな鳴き声を発する「にわとりおばさん」が現れました。
参道奥の森の中から突如現れた…そんな感じです。
ちぃが鳴き声に反応し、鶏の姿を探します。
おばさんはちぃの様子に笑いながらどこかへ。いつの間にかいなくなりました。
他の人たちはこのおばさんが見えていないかのよう。
パパが「天使Aやない?」と。○○○とパパ二人は大笑いしています。
私とちぃはきょとん。○ちゃんには見えなかったようです(笑)
そうして、夕方京田辺へ帰ってきました。
片づけも終わり、お風呂からあがったころ、「バキバキ~~~!!!」と
雷鳴が轟きだしました。
稲光と空が割れんばかりの雷鳴。
落ちたら…。原さんのエピソードを思い出しちょっとドキドキしました(笑)
落雷はなかったです(笑)
今回の5月3日~5日はこんなんでした~~~!
長くなりました。
また、メールしますね♪
お疲れ様でした