ナチュラルな家作りの本質 |
出演者:Ban建築工房 代表取締役 山口 伴樹さん 藤堂 ルイさん
(写真左 山口社長 右 藤堂さん)
北九州モノレール志井駅に程近いBan建築工房は、抗酸化工法—エコパラダイス工法という独自の工法を用いて、安心で快適な家作り、空間作りを提案している。その代表者である山口さん、藤堂さんに初めてお目にかかることができた。
というのは、私たちの昔からの常連客の方のひとりが最近、こちらにリフォームをお願いしたということで、抗酸化住宅というのはかねてから興味のあるところだった。
オーガニックやハーブを早くから取り入れきたその人は体質的にも敏感で感受性も高い人なので、彼女が大切な家のリフォームのために選択したという点で自然な流れとして納得できる気がしていたからだ。
リフォーム後の彼女はとても落ち着いた雰囲気になり、家で過ごす時間が充実していると話している。
今日はまたご縁あって、その施行をプロデュ−スされたお2人にお話を詳しく伺う機会を与えられた。
家作りという仕事に携られて、もう随分長い山口さん、藤堂さんが常日頃、感じていた疑問、なぜ新築したばかりのご家庭で、ご老人が急に病気になられたり、亡くなられるということが多いのかということの根本的な問題にシックハウス症候群ということがあるのではないかと気づくようになられたという。
山口さんや藤堂さんが家づくりのお手伝いをして、エコパラダイス製法で建てられたお客様から寄せられる喜びの声は、お二人の家作りへの信念をさらに確固たるものにしてゆく。
面白いなと思ったのは例えば、『牛乳がヨーグルトになる』とか、『ゴキブリが出ない』『卵を置いていても腐った匂いがしない』など。
文字どおり、ものが酸化しないのだという。他にも『疲れがとれる』とか『よく眠れる』といった声がよく聞かれる。
梅雨に入った頃から、テレビのコマーシャルで流れる、洗剤や殺虫剤などを見ると、こんなエコロジー時代にふさわしくない製品が多いのが気になっていた。
大企業は川や海を汚す製品を平気でPRしている。
今、日本はこれまでのつけが一気に噴き出しているところだから、食品の汚染からはじまって、長い間かけて人体に蓄積されてきた化学薬品がいろいろな形で影響をおよぼすようになってきた。
子どものアレルギーにはじまって、今や国民病ともいわれるうつ病、精神障害なども、大いに関係しているにちがいない。
エコパラダイス工法の家では、カビや匂い、などの不快な現象がほとんど発生しないのだという。
何よりも自然の波動に包まれるということで安らぎを得ることができる。
私たちもいろいろな場所で今年の夏はハーブの虫よけなどの講習を依頼されることが多いが、
自然と共生するということで免疫力は賦活する。やはり、古き良き知恵を現代の技術で活かすということが大切だ。
お話を伺っていると、本来の住居のあり方というのが、見直される気がする。
子どもを取り巻く環境において、もっと意識的に取り入れられる時代がもうやってきているのだろう。
そのことについてお尋ねすると、山口さんは、そう、もっとわかりやすく伝えていくことの使命を感じます、と答えられた。
エコパラダイス工法については、古来からの家作りの知恵がふんだんに取り込まれている方法だと知る。
まずは寝室からでもリフォーム可能だという。気軽に、エコノミカルに取り入れることができれば、すぐにでも取り入れてみたいと思う人も多いだろう。
私もいつか、子どもたちのために心地よい空間を作ってあげたいと強く思い描いた。
まずは体験することが大切、ということでBan建築工房では、陶板浴が体験できる。
気軽に抗酸化物質の働きを体感してみたい方にはおすすめである。
こちらを体感した方が感激して自宅にも陶板浴を作ってほしいと云われることも多いのだという。
身体が酸化すると、さまざまな病気になりやすくなる。身体が還元すると、活性酸素が消えて、老化を遅らせることが可能になる。
毎日、そんな気のいい空間にいると、よい思考も自然に生まれるだろう。病気を治癒する力も高まる、幸福になる…
これからの時代にもっと必要となるであろう、家作りの本質的なものを教わる思いがした。
何といっても山口さんと藤堂さんの人間味溢れる柔らかなお人柄が印象的だった。
信念を貫きつつ、パイオニアとして新しいことにチャレンジしてゆく人々との会話にはいつでもヒントがいっぱいだ。
いつの日か家族のために私も、居心地のいい空間を提供してあげたいなと心から思った。今もそして今以上に、感覚を研ぎすませていたいものである。
エコパラダイス工法に関する詳しい情報は、ホームページをご覧いただきたい。
Ban建築工房では、日々の生活を豊かに健やかにする商品なども充実しているとのこと。
ここちよい空気…をプロデュースするさまざまなアプローチを、
活用してみたい、と思わせてくれるまさにそんな空間である。是非訪れてみたい!
BAN建築工房HP
http://www.ban-kobo.com/index.htm